暴力は、一度で終わらない

暴力が始まる頃には、相手はもう「この人は離れない」と思っています。

彼らは自己防衛本能が強いので、正論で話されると困ります。

言葉で勝てない。

だから最後は、暴力という形で相手を黙らせようとします。

そして、その後の数日から数週間は驚くほど頑張ります。

優しくなる。

謝る。

「もう二度としない。」

そう約束する。

でも結局、また同じことを繰り返します。

私は、この繰り返しを何度も経験しました。


こういう男性に惹かれやすい女性

私の経験上ですが、こういう男性に惹かれやすい女性には共通点があるように思います。

母性本能が強い人。

責任感が強い人。

恋愛体質な人。

優しい人。

人に甘えることが苦手な人。

自分の気持ちを後回しにしてしまう人。

でも、これって全部悪いことじゃないんです。

むしろ、人として素敵な部分ばかりです。

ただ、その優しさを向ける相手を間違えてしまうと、本当に地獄を見ます。


善悪の判断はできる。でも、恋愛の判断はできなくなる

暴力が日常になる頃には、

「暴力は悪い。」

そんなことはちゃんと分かっています。

でも、不思議なくらい彼との関係だけは正常に判断できなくなります。

殴られた後も、

「私の何がダメだったんだろう。」

「もっとこうしてあげれば良かったのかな。」

「私のサポートが足りなかったのかな。」

そんなことばかり考えるようになります。

今思えば、変なポジティブスイッチが入っていたんでしょうね(笑)

相手を変える方法ばかり探していました。


人は、他人では変えられない

ただ、それも何度も繰り返していると、いつか気付きます。

人は、他人が変えられるものではありません。

私が「他人は変えられない」と考えるようになった原点については、こちらでも書いています。 17歳で妊娠して変わる決意をした話

もちろん、人が変わるきっかけやチャンスを誰かが与えることはあります。

でも、それを受け取るかどうかは本人次第です。

結局、

変わる人は、自分で変わると決めた人だけ。

私はそう思っています。

だから、

暴力を振るう彼を変えようとするより、

暴力を振るう人と一緒にいる自分を変えた方が早い。

それが、私が最後に出した答えでした。


離れるタイミングは、自分で決めていい

よく、

「もっと早く別れたら良かったのに。」

と言われます。

でも私は、離れられなかった当時の自分を否定しません。

なんなら、

あのバケモンを相手できた自分を誇っています(笑)

私自身、

「もうやり切った。」

そう思えたタイミングで離れました。

だから未練も少なかったし、

思っていたより気持ちの整理も早かった。

きっと私は最後まで、

「彼を変えたい。」

「いつか大逆転ホームランみたいな結末があるかもしれない。」

そんな幻想を抱いていたんだと思います。

でも現実は違いました。

人は、他人では変えられない。

その事実を受け入れられたことが、私にとって一番大きかったように思います。


離れた先には、新しい人生が待っていた

今回この記事を書いたのは、

今まさに別れようか迷っている誰かの背中を押せたらと思ったからです。

環境を変えるのは怖い。

面倒くさい。

理由なんて、いくらでも作れます。

私もそうでした。

でも、そんなに人を想えるあなたなら、

きっと今までたくさん傷ついて、

たくさん我慢して、

それでも相手を信じようとしてきた人なんだと思います。

だからこそ、

その優しさを、今度は自分に向けてあげてください。

離れてみると、本当に楽になります。

離れた後、自分の人生を取り戻していく中で感じたことはこちらに書いています。 他人の人生を生きるのをやめた日

必要以上に携帯を確認しなくていい。

相手の機嫌を気にしなくていい。

何を言われるかビクビクしなくていい。

新しい環境は、不安もあります。

でも、それ以上にワクワクすることもたくさんあります。

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最後に伝えたいこと

彼らは、また新しい依存先を探して同じことを繰り返すかもしれません。

でも、それはもうあなたが背負う人生ではありません。

私は今でも、

離れるという選択をして本当に良かったと思っています。

あの経験があったからこそ、

人を見る目も、

自分を大切にすることも、

少しだけ覚えることができました。

もし今、この文章を読んでいるあなたが、

「でも私は離れられない。」

そう思っているなら、大丈夫です。

私も、そう思っていました。

だから焦らなくていい。

あなたが「もう十分頑張った。」

そう思えた時が、きっとそのタイミングです。

今まで誰かに与え続けた優しさを、

これからは自分自身にも与えてあげてください。

あなたなら、大丈夫。

 

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グル子

このサイトのメインライター。失敗談から日常のことまで、思いついたことを気ままに書いています。ゆるく更新しているので、気軽にのぞいてもらえたらうれしいです。