私が育児で大切にしている「観察」とは

このブログを見てくださる方の中には、ママ世代の方も多いのではないかと思います。

そこで今回は、少しテーマを変えて、私が日々の育児の中で感じていることについて書いてみようと思います。

世の中には、さまざまな育児論や育児本があります。

「こうした方がいい」「子どもにはこう接するべき」といった情報を目にする機会も多いですよね。

もちろん、参考になることもたくさんあります。

ただ、そういった情報を見るたびに、私はふと疑問に思うことがあります。

もし、その育児法が本当に正解なのであれば、みんな同じように優秀な子どもに育つのではないか?

もちろん、そんな単純な話ではありません。

子どもは一人ひとり性格も違えば、感じ方も違います。

だからこそ私は、育児において一番大切なのは「観察」なのではないかと考えています。
グル子は「他人の子育てを批判する前に、自分の子どもからどう見えるか」で、子育てへの視点についてこんなことを書いています。 他人の子育てを批判する前に、自分の子どもからどう見えるか

まだ私の子どもたちは未就学児なので、今の育児が本当に良かったのかどうかが分かるのは、何十年も先のことかもしれません。

それでも、今の私が考えている「育児で大切にしていること」を書いてみたいと思います。

私が考える「育児の正解」

まず、私自身が考える育児の「正解」について。

私の場合は、子どもが将来、社会の中で自立して生活できる大人になることを一つの目安にしています。

経済的にも生活面でも自立し、自分の人生を自分で選択していける。

私は、それが一つの「育児がうまくいった」と思える状態なのではないかと考えています。

ただ、そこに至るまでの方法は、子どもによって違って当然だと思っています。

だからこそ、私が大切にしているのが「観察」です。

「観察」とは、子どもの内面を見ること

私が言う観察とは、単純に「何ができるようになったか」を見ることではありません。

普段の生活の中で、

そういった、子どもの内面を見ていくことです。

さらに、私は「誰といるときの子どもなのか」も大切だと思っています。

親の前で見せる顔。

先生の前で見せる顔。

友達の前で見せる顔。

知らない人の前で見せる顔。

子どもであっても、場面によって見せる表情や感情は違います。

だからこそ、一つの場面だけを見て「この子はこういう性格」と決めつけるのではなく、いろいろな環境での様子を見るようにしています。

自分自身の経験から分かったこと

私自身の経験も、今の育児にかなり影響しています。

私は子どもの頃、親の都合で習い事をする機会がほとんどありませんでした。

ピアノ、そろばん、習字など、やってみたいと思ったものはいくつもありました。

でも、やりたいと思っても習うことはできませんでした。

だからこそ、自分の子どもには、できるだけ「やってみたい」という気持ちを大切にしてあげたいと思っています。

一方で、私は勉強に関しては少し違った経験があります。

子どもの頃、宿題などを「やりなさい」とかなり強く言われてきました。

その影響なのかは分かりませんが、今でも勉強に対して、単純な苦手意識というより「体が拒否するような感覚」を覚えることがあります。

18歳になってから、ずっと楽しみにしていた車の免許を取りに行ったときでさえ、筆記試験の勉強を泣きながらしていたことを覚えています。

ところが、そんな私にも、勉強に自分から興味を持った経験があります。

中学生の頃、基本的に勉強にはあまり興味がなく、授業中に寝ていることも多い学生でした。

そんなあるとき、数学の「連立方程式」に興味を持ちました。

すると、それまで勉強にほとんど興味を示さなかった私が、分厚い問題集の中から連立方程式の部分だけをひたすら解いていたのです。

この経験から、私は自分自身について、

「やらされることには強い拒否感があるけれど、自分から興味を持ったことには夢中になれる」

ということに気付きました。

だから私は、子どもに対しても「やらせる」ことだけを重視しないようにしています。
グル子は「「嫌われたくない」で選んだことは、本当に自分の選択なのか」で、自分の意志と選択について書いています。 「嫌われたくない」で選んだことは、本当に自分の選択なのか

習い事や勉強を「やらせすぎない」

もちろん、習い事をしていれば練習がありますし、学校に行けば宿題もあります。

だからといって、毎日決まった時間に必ず練習させる、勉強させるということは、今のところしていません。

「宿題あったっけ?」

と確認したり、

「いつまでにやらなきゃいけないの?」

と声をかけたりすることはあります。

でも、基本的には思い出させる程度です。

子ども自身が興味を持って取り組んでいるときには、できるだけその気持ちを邪魔しないようにしています。

もちろん、これは今の子どもたちを見て私がそうしているだけで、年齢や性格が変われば、私の接し方も変わっていくと思います。

同じ兄弟でも、性格は全然違う

「観察」が大切だと感じる大きな理由が、兄弟でも性格が全く違うからです。

大抵のことは「こう感じているのかな」「こういうタイプなのかな」と分かるようになってきましたが、それでも一人ひとり違います。

例えば上の子は、褒められることももちろん好きです。

ただ、それ以上に「自分が納得できるかどうか」が重要なタイプだと感じています。

私が「すごいね!」と褒めても、自分自身が微妙だと思っていたり、まだ理解できていなかったりすると、あまり嬉しそうな反応をしないことがあります。

そのため、上の子に対しては、結果だけを見て褒めるというより、

「ここはどうだった?」

「自分ではどう思った?」

と、一緒に過程を確認することが多いです。

本人が納得していないところを、親が一方的に「すごい!」と褒めすぎないようにしています。

一方で、下の子は少し違います。

細かい過程よりも、結果や周りからの反応を気にするタイプだと感じています。

「すごい!」

「できたね!」

と少し乗せてあげると、とても嬉しそうにして、そのまま行動につながることがあります。

そのため、下の子に対しては、できなかった部分を細かく指摘するよりも、できたことに目を向けて褒めることが多いです。

もちろん、「上の子は絶対こう」「下の子は絶対こう」というわけではありません。

あくまで、今のところこちらの傾向が強いかな、という程度です。

上の子でも、思い切り褒めると喜ぶことはあります。

その時々の様子を見ながら、接し方を変えています。

今のところ順調。でも、油断はできない

今のところ、子どもたちは学習面でも大きく困ることなく過ごしています。

習い事も、とても熱心に取り組んでいるというほどではありませんが、ある程度の練習には自分から取り組んでいます。

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これから勉強することになる計算や漢字にも興味を持って、自分からやっていることもあります。

ただ、もちろん苦手な部分もあります。

私の子どもたちは、かなり人見知りで警戒心が強いです。

これは私に似たのかなと思う部分でもあります。

人を簡単に信用しすぎないという意味では、多少の警戒心はあってもいいと思っています。

ただ、親としては、

「せめて挨拶くらいはできるようになってほしいな」

と思うこともあります。

ここについては、まだ私自身も「こうすればいい」という答えを見つけられていません。

これから年齢を重ね、環境が変わっていく中で、子どもたちの感じ方や考え方も変わっていくと思います。

だから、ここも焦らず観察していきたいと思っています。

育児法に親自身が縛られないこと

私が「観察」を大切だと思う一番の理由は、子どもは日々変わっていくからです。

「この育児法がいい」

「これが正しい」

と一度決めたからといって、それをずっと続ければいいとは限りません。

むしろ、その育児法に親自身が縛られてしまい、目の前にいる子どもの変化を見ることができなくなることの方が問題なのではないかと思っています。

子どもは成長します。

環境も変わります。

友達も変わります。

できることも増えます。

そして、考え方や感じ方も変わっていきます。

だからこそ、親側も変わっていく必要があるのではないでしょうか。

だから私は「観察」を続けたい

子どもの言葉や表情。

家にいるときの様子。

親がいないときの様子。

先生や友達といるときの様子。

何に興味を持ち、何を嫌がり、何を楽しんでいるのか。

そういったものを日々見ながら、

「この子は今、何を感じているんだろう?」

と考える。

私にとっての育児における「観察」とは、そういうことです。

もちろん、私のやり方が正しいとは思っていません。

そもそも、今の段階では結果すら出ていません。

子どもたちが大人になったときに、自分で生活し、自分の人生を選び、自立して生きていけるようになったとき、初めて「この育て方でよかったのかな」と振り返ることができるのだと思います。

それまでは、きっと正解もありません。

だからこそ私は、世間で言われている「正しい育児」に子どもを合わせるのではなく、

目の前にいる自分の子どもをよく見て、その子に合わせて親も変わっていく。

そんな育児をしていきたいと思っています。

そして、これからも子どもたちを観察しながら、

「この子は今、何を考えているんだろう」

と考えることを大切にしていきたいと思います。

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しゃば

このサイトの設立者兼管理人。運営や編集を担当しています。普段は裏方にいることが多く、記事を書くことはほとんどありませんが、たまにひょっこり登場します。

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