10代の頃は、似た環境下で過ごしている子と一緒にいると居心地がよかった。
大人になってからも、色々な家庭環境で育ってきた子たちを見てきた。
その中で、私が感じたこと。
それは、いつまで「親」に囚われるのか、ということ。
大人になっても、親のせいにする人
大人になってからも、自分がうまくいかないことや、上手に生きられないことを親のせいにする人がいる。
子どもの頃は、思う存分、親のせいにしてもいいと思う。
なぜなら、子供が自分自身で選んだ環境じゃないから。
ただ、大人になれば自由に「選択」ができる。
「嫌われたくない」という気持ちで選んだことが、本当に自分の選択と言えるのか、考えてみたことがある。
「嫌われたくない」で選んだことは、本当に自分の選択なのか
選択したことが間違いだったとしても、また選び直すこともできる。
それなのに、なぜかうまくいかなくなると「親のせい」って、いつまでも過去の家庭環境に引っ張られてしまうのは、もったいない。
家庭環境が与える影響
たしかに、幼少期の家庭環境や両親の愛情というのは、それを得られた人と得られなかった人では差が出るし、影響もある。
私の妹は、父と父の再婚相手との間の子どもで、同じ家、同じ環境で途中まで過ごしていた。
けれど、妹との違いは、実の親が揃っている環境で育ったことだった。
そんな妹も思春期はそれなりにあったが、高校に入学して、卒業後は就職して、とにかく両親にきちんと自分の意見も言える子だ。
私とは正反対なイメージ。
だからといって、私自身に何もないわけではない。
その環境だからこそ得たものもたくさんあって、それで失敗したこともあるけど、どんなことがあっても、落ち込んでも、乗り越えられるって答えを知っている。
前向き思考なのは、自分自身の好きなところ。
親に囚われた人生が嫌だった
そんなふうに思えるようになったのは、昔からではない。
妹や兄を見て、自分にないものがよく見えて、親のせいにもたくさんした。
けど、親に囚われている人生が嫌だった。
私が言いたいのは、「いつまで家庭環境のせいにするの?」ってことではなく、あなた自身が選べて、もう自由に生きられるのに、自分の人生を生きられないのはもったいないってことだ。
自分自身を知ること、向き合うことは、とても大切なこと。
相手の立場になって考えることと同じくらい、自分自身の立場から考えることも大切だと思う。
相手の立場になって考えるということ
幼少期の家庭環境を振り返ることも大切。
けど、過去と今を繋げると、いつまでも囚われてしまうことになる。
自分が育った環境は、親が作った環境。
けど、そこを一歩出たら、もう自分で環境を変えていくことができる。
自分の人生は、自分で選んでいく
過去の家庭環境が、今の自分に影響を与えていることはあると思う。
その影響を理解することも、過去の自分と向き合うことも、必要なことだと思う。
でも、過去がどうだったかと、これからどう生きていくかは、別の話。
親のせいにしたくなる気持ちも、過去を悔やむ気持ちも、簡単になくせるものではないかもしれない。
それでも、大人になった今、自分で選べることがある。
過去を変えることはできなくても、これからの環境や生き方は、自分で変えていくことができる。
嫌なことを「忘れる」のではなく「意味を持たせすぎない」という考え方も、自分を楽にするヒントになるかもしれない。
「嫌なことを忘れる」のではなく、「そこに意味を持たせすぎない」
いつまでも親に囚われて、自分の人生を生きられないのは、やっぱりもったいない。
親の人生ではなく、自分の人生を生きてほしい。
私自身も、そうやって生きていきたいと思う。
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