私は、人生でたくさんの選択をしてきた。
その中には、今振り返っても
「なんであんな選択をしたんだろう」と思うこともある。
17歳で妊娠したこと。
若くして母親になったこと。
離婚したこと。
お金で失敗したこと。
人を信用して、何度も傷ついたこと。
自分を大切にすることより、誰かのために頑張ることを選んできたこと。
今までの自分の人生を振り返ると、決して要領よく生きてきたとは思わない。
むしろ、かなり遠回りしていると思う(笑)
でも、最近思う。
人生って、最初から正解を選ぶことが大切なのではなくて、
自分が選んだ道を、どう生きるかの方が大切なんじゃないか。
17歳で「産みたい」と決めた私
17歳で妊娠した時、私は迷わず「産みたい」と思った。
今振り返れば、その時の決意は決して完璧なものではなかった。
命を大切にしたい。
若くしてお母さんになりたい。
そんな気持ちが大きくて、その先にある責任まで全部分かっていたわけではない。
祖母からは、何度も「今回は諦めないか」と言われた。
車代も免許代も出してあげるから、今はまだ早いんじゃないか、と。
それくらい、当時の私はまだ自由気ままに遊んでいた人間だった。
だからこそ、祖母に信用してもらうことを目標にした。
自分の悪い部分と向き合うこと。
高校を卒業すること。
家族を大切にすること。
そして、いつか祖母に「あの時、産んでよかったな」と言ってもらうこと。
決めたからには、その選択を後悔しないように生きようと思った。
悪阻が酷くても、月に2回、電車で1時間以上かかる高校へ通った。
3年間分の未提出だったレポートも提出した。
友人関係も整理した。
毎日遊び歩く生活もやめた。
結果、臨月で高校を卒業することができた。
17歳の私が最初から正解を選べていたわけではない。
ただ、自分が選んだ道を正解にするために、その後の行動を変えていった。
人生には、その時には正解か分からない選択がある
その後も、私はたくさんの選択をしてきた。
離婚もした。
子供の障がいが分かってからは、仕事より通院や療育を優先するために、自分の働き方も変えた。
恋愛では、人を信用しすぎて傷ついたこともある。
DVを受けても、すぐには離れることができなかった。
お金の使い方でも、たくさん失敗した。
今の自分から見れば、「もっとこうすればよかった」と思うことはたくさんある。
でも、その時の私は、その時の自分なりに考えて選んでいた。
だから、過去の自分を全部否定する気にはなれない。
あの時の自分には、あの時の自分にしか分からない事情や感情があったから。
「失敗した選択」と「無駄だった選択」は違う
私は、失敗すること自体が悪いとは思っていない。
むしろ、失敗したことでしか分からなかったことがたくさんある。
人を信用しすぎたから、信用することの難しさを知った。
「人を信用するということ」について、もう少し深く考えてみた記事もあります。
人を信用するということ
誰かを変えようとしたから、人は他人には変えられないと知った。
お金を無駄に使ったから、自分がお金を何に使うと幸せなのかを考えるようになった。
お金の使い方には、その人の生き方が出る。そんな話を書いた記事もどうぞ。
お金の使い方は、その人の生き方が出る。
人の評価を気にして生きてきたから、自分の人生を他人基準で決めることの苦しさも知った。
遠回りだったかもしれない。
でも、無駄ではなかったと思っている。
他人から見て「正解の人生」でなくていい
昔の私は、周りからどう見られるかをかなり気にしていた。
若くして母親になったから。
シングルマザーだから。
ちゃんとした親だと思われたい。
子供を立派に育てたい。
仕事を頑張らないといけない。
人から認められないといけない。
いつの間にか、自分の人生なのに他人の評価を基準にしていた。
他人の人生を生きるのをやめた日のことを書いた記事もあります。
他人の人生を生きるのをやめた日
でも、人は思っているほど他人の人生に責任を持ってくれない。
何かを選んだ時に、
「こうした方がいい」
「あの人はこう言っていた」
「普通はこうする」
そんな言葉は簡単に飛んでくる。
でも、その選択をして、その結果を引き受けるのは自分。
だったら、自分の人生くらい自分で決めてもいいと思うようになった。
大きな夢がなくてもいい
昔は、夢がないことはダメなことだと思っていた。
お金を稼ぐなら、大きな成功をしないといけない。
立派な人間になるなら、周りから評価される人にならないといけない。
でも、今は少し違う。
大きな夢なんてなくてもいい。
毎月、小さな目標を立てる。
昨日より少しできることを増やす。
家族と美味しいご飯を食べる。
子供と笑う。
仕事を頑張る。
欲しかったものを買う。
行きたかった場所に行く。
そんな小さな幸せを積み重ねていくことだって、十分に幸せな人生だと思う。
毎日100点じゃなくていい。
失敗してもいい。
立ち止まってもいい。
一度決めた道を途中で変えたっていい。
それも、自分で考えて選んだのなら、その選択に正解を作っていけばいい。
人生の正解は、後から作れる
私は、人生には最初から決められた正解があるとは思っていない。
17歳で母親になったことも。
離婚したことも。
仕事を選んだことも。
恋愛で傷ついたことも。
家族との関係で悩んだことも。
お金で失敗したことも。
その一つ一つが、その時の私にとっては人生の選択だった。
そして今の私は、その選択を経験に変えて生きている。
だから、
「あの選択は正しかったのか」ではなく、
「私は、この選択をどう正解にしていくか」
そう考えるようになった。
人生は、選択の連続。
全部を完璧に選べる人なんていない。
だったら、間違えないことよりも、
間違えた時にどうするか。
迷った時にどうするか。
一度立ち止まって、自分で選び直せるか。
そっちの方が大切なんじゃないかと思う。
最後に
今までの私は、たくさん遠回りしてきた。
「あの時こうしていれば」と思うこともある。
でも、今の自分が過去の自分に何か言えるとしたら、
「そんなに間違ってなかったよ」
と言ってあげたい。
完璧じゃなくてもいい。
不器用でもいい。
失敗してもいい。
人から見て正解じゃなくても、自分が選んだ人生を、自分自身が納得できるものにしていけばいい。
誰かに決めてもらった人生ではなく、
自分で選んだ人生を、自分の手で正解にしていく。
私は、これからもそんなふうに生きていきたい。
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